ユーザーインタビュー 柴田聡さん「仕事もランも背伸びをしないこと」

ユーザーインタビュー 柴田聡さん「仕事もランも背伸びをしないこと」

街もまだ寝ぼけまなこの午前6時――。


ようやく動き始めた街に向かって元気な声を届けるのが、ラジオDJ・柴田 聡さんのお仕事。


「もちろん生放送なので緊張感はあるんですけど、それがあまり伝わらないように現場の空気を大切にしています。なぜかスタジオ内の雰囲気って、音に乗って伝わるんですよね」


学生時代からラジオDJなどの「声の仕事」を志し、卒業後すぐにその世界に飛び込んだ。今ではNACK 5のほか、Fm yokohamaでレギュラー番組をもつほか、ランニング大会などのMCとしても活躍している。


元気な声を視聴者やランニング大会の参加者に届ける反面、"ライブ"のプレッシャーを感じることも感じることは当然あるが、それをある意味やわらげる効果をもつのが趣味のランニングだという。




「中学生のころから、同好会的な少しゆるい集まりだったのですが、週5回は走っていました。その後、高校時代も走っていて、山の中腹にある全寮制でやることがなかったということもありますが(笑)。月間で300kmくらいは走っていたと思います。その習慣もあって、今も走ることは大切にしています。


大きな仕事の前はメンタルが揺れることがあるんですが、5kmくらい走ると心が整う感じはあります。あと、本番が終わった後も軽く走ると、心も身体もリカバリーできる感じがします」




趣味としても、仕事のリカバリーにも使われているランニングの際に近ごろ愛用し始めたのが『Amazfit Balance』だという。ラン歴20年もなれば、さまざまなスポーツウォッチをつかってきた経験がある柴田さんだが、このスマートウォッチの使い心地には驚かされたという。




「まずは視認性がいいですよね。ランニング中のチラ見でも数値が分かりやすいのはありがたい。スポーツ用の時計としては、かなり重量なポイントだと思います。あと、GPSはすごくいい! 位置情報の捕捉が速くて、すぐに走り出せる。これにも驚かされました」


Amazfit Balanceはデュアルバンドの円偏波GPSアンテナを搭載。衛星測位システムもGPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、みちびきのほか、インド周辺を対象としたNavIC(ナブアイシー)にも対応。柴田さんが言うとおり、捕捉スピードも速く、しかも正確性も高くなっている。




「インタバールトレーニングもしているので、正確なペースと心拍数、距離表示はすごく大切です。そこにズレがあるとトレーニングの効果も変わってくるので」


インターバルトレーニングとは、速いペースとゆっくりペースを繰り返すキツめのラン・トレーニングのひとつ。細かいペース設定と正確な心拍数表示が必要になるため、それに対応するデバイスがあると効果的な練習ができる。


このようにトレーニングを積みながら、プライベートでも楽しんでいるランニングは、年に3回マラソンなどのレースにも出場。100kmを走るウルトラマラソンも完走するなど、幅広く、深くランニングを楽しんでいる。フルマラソンのベストタイムは3時間27分5秒と全ランナーの上位10%にはいるという「サブ3.5」も達成。市民ランナーとしてかなりの走力をもったランナーだ。




「シンプルだし高級感もある、カラーも落ち着いていていい感じです。ベルトはスポーツに最適なナイロンバンドですが、普段使っていても違和感なくて好きですね。あんまり"スポーツしすぎている"デザインは好きじゃないので、このデザインはすごく使いやすい。もちろん仕事中にも使っていますよ。特に天気が見られるのはありがたくて、本番中にもチェックしています。」


リカバリーに重要な睡眠の質も活用




6時スタートの番組では、午前3時にスタジオ入り。そんなハードな日常のため普段から体調には気をつけているという。そこでAmazfit Balanceの健康管理の機能はいつも役立てている。


「以前、夜から入って朝まで続く時間帯を担当していた時に比べると、今はまだいい方ですね。でも早く寝るようにしていますし、その際には睡眠トラッカーも活用しています。睡眠スコアという客観的な数値が出るのはいい感じですね」


仕事もランも背伸びをしないこと



仕事もスポーツもこのAmazfit Balanceとともに生活を送っている柴田さん。


「自分を良く見せようとか、背伸びをしないことにいつも気をつけています。表に出る仕事をしているのでキラキラしているように思われることもありますが、自分としてはそんなにかっこいいとはあまり思わないですね(笑)。いかにリスナーと同じ目線で、同じような生活をしているか、リスナーに寄り添った感じを自分は出していきたいですね。




ラジオは基本的にテレビと違って、マンツーマンでリスナーと接しているような媒体だと思っています。いつも元気ではありますが、元気がない時はそれもさらけ出すほうが上手くいくかもな、と思うこともあります。その辺りはランニングにも通じるところがあるかもしれないですね。実力以上のものは出ませんし、特にマラソンはすべて出し切らないと完走できませんから」


●柴田 聡(しばた さとる)
1976年北海道生まれ。牧師の父をもち、日本国内のほか、アメリカなど世界各地の教会で育つ。大学卒業後は、ラジオDJとして活躍中


取材・撮影/今 雄飛(こん ゆうひ)