ユーザーインタビュー 藤川英樹さん「続けていれば、いつかとんでもない距離も走れるようになると思いますよ」

ユーザーインタビュー 藤川英樹さん「続けていれば、いつかとんでもない距離も走れるようになると思いますよ」

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「これまで色々とスマートウォッチを使ってきましたが、Amazfitはまったくマークしていなかったブランドでした。でも使ってみると視認性の良さ、位置情報の捕捉の速さなど、びっくりしたことが多かったですね」




そう話すのは都内で美容室を経営するかたわら、ランニングライフを楽しむ藤川英樹さん。ランニングといっても主に山を走るトレイルランニングに魅せられ、一度に160kmもの距離を走るロングトレイルレースにも出場。このレースの制限時間は48時間(!)もあり、野山を昼夜ぶっ通しで走り続ける競技。



撮影/石山巧

体力面は当然として、アウトドアの知識、そしてメンタル面の強さも求められる。ランナーじゃない人からすると(ランナーであってもそう感じるが)、完走するのは常人ではないと思われるレースである。そんなレースをこれまで17回も完走している。まさに藤川さんはランニングを楽しみ過ぎているランナーといっていいだろう。




そんな藤川さんが近ごろ愛用しているのは、超ロングバッテリーで耐久性も高い、まさにロングトレイルレースにふさわしいモデル『Amazfit T-REX Ultra』。バッテリーは最大で25日間駆動し、バッテリーの消費量が増える位置情報を可動させても省電力GPSモードで58時間の駆動が可能。ロングトレイルの制限時間内でも十分に使用できる。



またマップ機能も使用することができ、あらかじめマップをダウンロードしておけば、走りながら周辺の地図が確認可能。そのほか、GPXデータで製作されたルートを入れておけば、リアルタイムでナビゲーション機能も使用することができる。

「最初に出た長い距離のレースは、アタカマ砂漠で行われるレースでした。トレランというか砂漠マラソンですが、数日間をかけて行われる合計250kmを走るレースです。学生時代から海外を旅していたので、当初は海外のレースに多く出場していました」



初めてが「砂漠レース」という、まさに超人という感じだが、もちろん最初からこんなに走れたわけではない。

「学生時代は野球をやっていたり、身体を動かすことが好きだったんですが、仕事し始めてからはめっきり運動不足になってしまって・・・。これじゃマズイということで、少しずつ走り始めました。最初は数キロ走るのも大変でしたが、みるみる走れる身体が変わっていって。いつの間にかこんな感じになりました(笑)」

ただ、コロナ禍の間は海外のレースは当然参加できず。必然的に出場するのは国内レースが中心になった。


撮影/石山巧


「海外のレースは基本的にひとりで走ることが多くてそれに納得していたので、あんまり孤独を感じることはありませんでした。でも国内のレースを体験して一緒に走れる人がいるがの楽しいと思うようになりました」

長時間に及ぶレース中は、給水や給食が提供されるエイドステーションで応援されたり、途中、参加者と会話しながら並走することもある。国内のレースに出ることで「仲間と一緒に楽しむ」という海外レースとは違う喜びを得た藤川さん。さらに今はよりトレイルレースを"競技"として楽しむために、自然ではなくタイムを相手に走ることを選んでいる。

「この冬はフルマラソンで2時間50分切りを目指しています。これまではそこまで速く走ることを求めたなかったので、まずはフルマラソンでスピードを養って、それをロングトレイルに生かしたいと思っています」



目標へ向かうトレーニング量は月間300km。もちろんAmazfitと共に行っている。家族が増えたことなどもあり、今までは一日中山を走ることもあったというが、現在は「時間や距離は短くても質を高める」トレーニングに変更。量よりも質を高めるトレーニングだという。

「GPSが正確なので400mのトラックを走っても正確に距離やペースを記録してくれますし、心拍数もしっかりと表示してくれます。トレーニングももちろんいいのですが、健康管理や普段使いの場面でかなり役に立ってる感じもあります」




ストレスレベルや血中酸素レベルの計測、呼吸エクササイズなど、さまざまな健康管理機能が搭載されているが、その中でも気に入っているのが、睡眠の質を計測できるところだという。

「アミノ酸のサプリメントなどをとるなど、リカバリーには普段から気を遣っていますが、やはりリカバリーは睡眠が一番。近ごろは睡眠を良くチェックするようになりましたね。あとはカウントダウンタイマーもよく使います」



カウントダウンタイマーはパーマやヘアカラーを使ったときに時間を計る時に使用している。Amazfitは他のモデルよりもボタンが多数あり、クイックアクセス機能も使用できることから、仕事中にも便利だという。




「PAIもよく見ますね。仕事中はお店の中を歩き回るだけでもかなり歩数があって、1日で1万歩くらい歩くので数値がかなり溜まりますよ。改めて数値化されるといいトレーニングにもなっている感じもあります」





何気なくはじめたランニングに今ではどっぷりのめり込んでいる藤川さん。気軽なところから始められるのもランニングの良いところだという。

「最初は走って飲みに行こうという企画を立てて、でも途中で断念したなんてこともありました。それでも走り続けていれば、とんでもない距離も意外と走れるようになると思いますよ」




●藤川英樹さん
兵庫県出身。美容室「Broccoli playhair」のオーナーである一方、現在は仕事と家庭を両立させながらランニングライフを楽しんでいる。


取材・撮影/今 雄飛(こん ゆうひ)