Amazfit(アマズフィット)のスマートウォッチを使い始めたけど、今一つ使いこなせていない。そんな人でも簡単に使いこなせる便利な機能を7つ紹介します。
Amazfitを使い始めたばかりでも簡単な便利機能
Amazfitからはさまざまなモデルのスマートウォッチが登場しています。そのどのモデルにも共通するのが「驚くほどのロングバッテリー」「高コスパ」という部分です。ただ・・・それらの部分に魅かれて購入したのはいいけれども、毎日装着しているだけ、という声も多く聞かれます。
そこでせっかく手に入れたAmazfitを効果的に使うための機能を紹介します。
Contents
2.寝坊を撃退!目覚めやすい時間に起こしてくれる「スマートアラーム」機能
ウォッチフェイスを変更・追加する
まず最初にオススメしたいのが、ウォッチフェイスの変更です。意外と「初期設定のまま使っている」なんて人もたくさんいますが、好みやシーンで使い分けると使える幅がグッと広がると思いますよ!
ウォッチフェイスを変更するのはすごく簡単です! どのモデルも共通ですが、画面を長押しすると『ウォッチフェイス選択モード』になり、左右に画面をスワイプすると、インストールされているウォッチフェイスを選ぶことができます。
またスマートウォッチにウォッチフェイスを追加することもできます。接続している『ZEPPアプリ』から行います。まずはアプリを開いて右下の『プロフィール』をタップします。
接続しているスマートウォッチ名をタップします。今はAmazfit Cheetah Proが接続されている状態なので、これを選択します。
Amazfit Cheetah Proの画面を表示させて『文字盤」をタップすると・・・
デジタルからアナログ、アニメーションが動くものなど使いきれないほどのものが準備されていて、自由に選ぶことができます。自分の好みのものを選んで『同期」をタップするとスマートウォッチにダウンロードされて、追加できます。
文字盤ストア内の「Customize Background」から、家族やペット、思い出の景色など好きな写真をウォッチフェイスに設定できるなど、楽しみ方は豊富です。
対応モデル:全モデル
目覚めやすい時間に起こしてくれる「スマートアラーム」機能
Amazfitのスマートウォッチには、睡眠の質を正確に計測する機能、加速度センサーが搭載されていますが、それらを利用した便利な機能が『スマートアラーム』です。
自分でアラームをセットした時間帯で、スマートウォッチが"睡眠が浅い状態"と判断したときに、音や振動で知らせてくれる機能です。睡眠が浅い時間帯は目覚めやすいタイミングでもあるので、スッキリを起床することができます。
例えばアラームの時刻を午前6時に設定した場合、午前5時30分〜6時の間で、もっとも起きやすい時間にスマートウォッチがお知らせしてくれます。
設定方法は簡単。まずはスマートウォッチに搭載されているアプリ「アラーム」を起動します。
アプリカード一覧から選んでもOKですが、メイン画面を表示して上から下にスワイプすると、コントロールセンター画面になり、より簡単にアプリにアクセスできます。この目覚まし時計のマーク「アラーム」をタップします。
タップするとアラーム設定画面が表示され「+」を押すと時間が設定できます。今回は例として「6時」に設定します。
時間を設定すると『スマートアラーム』のON/OFFを決められる項目があります。これをONにすると設定完了です。目覚めが今ひとつでスッキリ起きられない、そんな人は試してみてください!
対応モデル:
・Amazfit Cheetah & Cheetah Pro
・Amazfit GTR 4 & GTS 4
・Amazfit GTS 4 Mini & GTR Mini
・Amazfit Band 7
見たい時にパッと表示。「画面点灯の反応速度」を上げる
バッテリー消費を抑えるため、通常、画面はOFFになっています。時間を表示するためには、手首を持ち上げるなどする必要があります。内蔵されたセンサーが反応して画面が表示されますが「思うように画面が表示されない」という場合もあるかと思います。
そんな時には「画面点灯の反応速度」を"敏感"にすることができ、大きな動きをしなくても画面が点灯可能です。
画面を上から下にスワイプして、設定を行う「歯車」のアイコンをタップして、その次の画面の「ディスプレイ」をタップします。
ディスプレイをタップした後、「手首を持ち上げて情報を表示」をタップします。「反応速度」のところを「敏感」にすると、反応感度が上がって小さいアクションでも画面がONになります!
わざわざ暗くなるのが面倒という方は、ディスプレイから「表示を常にオン」をタップすれば、常時表示も可能です。※一部非対応
対応モデル:
・Amazfit Falcon
・Amazfit T-Rex Ultra & T-Rex 2
・Amazfit Cheetah & Cheetah Pro
・Amazfit GTR 4 & GTS 4
・Amazfit GTR Mini
・Amazfit Band 7
映画館では「シアターモード」で画面OFF
さて、反応速度を高めたことで画面がパッと表示されることはすごくいいのですが、その反面、暗い映画館などではその明るさが周囲の迷惑になることもあります。
そんな時にはシアターモードを使用しましょう!
画面を上から下にスワイプして、コントロールセンター画面を表示します。その中にある「仮面」のアイコンのシアターモードをタップします。
「シアターモード」を開いたら、右下の「レ」をタップ。画面の点灯機能などが無効になります。
シアターモード中は画面に「仮面」のアイコンが表示され、画面を表示させても暗いままなので、映画館の中で時間を確認しても、周囲に迷惑がかかりません。解除する場合は「仮面」のアイコンをタップすれば通常モードに戻ります。
対応モデル:ZeppOS対応モデル
運動習慣が身につく「Zeppコーチ機能」
Amazfitのスマートウォッチには、まるで専属トレーナーのようにユーザーに寄り添い運動が続けられるように導いてくれるZeppコーチ機能が搭載されています。スマートウォッチのモデルによって選べるメニューが異なっていて、差別化が図られています。
「T-Rex ULTRA」や「FALCON」などのモデルでコーチ機能を起動させると、自分で行いたい運動頻度、強度などが設定できます。
実際に運動を行うと、運動時間、運動強度など、進捗状況などのチェックが可能です。またリマインド機能もあるので、装着しているスマートウォッチに通知を行うこともできます。
またランニングモデルの「Amazfit Cheetah」「Amazfit Cheetah Pro(上の画像)」は、走力をアップさせるトレーニングメニューを提供してくれます。
ハーフマラソン、フルマラソンなどのレースを目標タイムで走るためのメニュー(※)もあれば、心肺機能を高めるためのメニューもあります。
ユーザーの細かい目標をアプリの質問に回答すると、ユーザーに合わせたメニューが設定できます。
対応モデル:
・Amazfit Falcon
・Amazfit T-Rex Ultra & T-Rex 2
・Amazfit Cheetah & Cheetah Pro
・Amazfit GTR 4 & GTS 4
※Cheetahシリーズはランニング用のZeppコーチ機能を使用可
QRコード、バーコードを登録してスムーズに「ポイント」の登録を
ショップやスポーツクラブなどが発行している会員カード、ポイントカードのQRコードなどを取り込むことができる機能も搭載しています。スマートウォッチがあれば、会員カードを持ち歩かなくても「ポイントの登録」や「ジムへの入場」などができます。
スマートウォッチへの登録はアプリから行います。右下の「プロフィール」から対応するスマートウォッチのモデル名をタップ。「会員カード」のアイコンを押すと上の画面が出ます。あとは「追加」を押してカメラで会員カードのバーコードやQRコードを取り込むだけです。会員カードは複数枚取り込むことができるほか、ショップ名、そのイメージに合わせたカラーも選択できます。
取り込んだ会員カードのデータはアプリを同期すれば、スマートウォッチに表示できます。いちいち会員カードを取り出さなくても、スムーズにポイントの登録ができるようになりました。
対応モデル:
・Amazfit Falcon
・Amazfit T-Rex Ultra
・Amazfit Cheetah & Cheetah Pro
・Amazfit GTR 4 & GTS 4
・Amazfit GTR Mini
※キャッシュレスの支払いサービスなど、セキュリティ性の高いバーコード。定期的に番号が更新される動的なバーコードは登録できません。ご購入の際は、予め製品の注意事項をご確認ください。
思いついたらすぐにメモ「音声メモ」機能
スマホの「音声メモ」を使っている人も多いと思います。アイデアを思いついた時やプライベートの会話、会議の音声などを音声データとして残しておきたいときに、パパっと録音する機能です。手首に装着してあるスマートウォッチを操作することで、スマホを操作しなくても簡単に音声データを残しておくことができます。
「音声メモ」のアプリをタップして、赤い録音ボタンを押すだけでスマートウォッチに搭載されているマイクで音声が録音されます。
録音したデータはスマホに同期して保存することも、メールなどで送ることも可能です。またこの機能をさらにパッと使いたい場合は、右上のボタンもしくは、右下のボタンを押すだけで起動するように設定も可能。アイデアを忘れないうちに保存したい人は、ボタン割り当ての機能も試してみてください。
対応モデル:
・Amazfit Cheetah Pro
・Amazfit GTR 4 & GTS 4
・Amazfit GTR 3 Pro
いかがでしたか? Amazfitのスマートウォッチは、ガジェットに詳しくない人でもスムーズに使える機能が数多く搭載されています。この中で自分のライフスタイルに取り入れられそうなものは、まずは試してみてください!
写真・取材/今 雄飛(こん ゆうひ)